本年,シンクロバッジテストが10周年を迎えます。例年,日本水泳連盟主催のバッジテストは東京と大阪の2会場で開催されます。今日(4月20日)は,東京会場(国立スポーツ科学センター)で実施され,多くの受検者が集まりました。このほか,バッジテストは各地で実施されており,国内のどの会場で受けてもいいように,有資格検定員を派遣し,同じ内容・基準で運営しています。

 シンクロバッジテストは,競技者育成プログラムの一環として2005年に開始されました。競技者育成プログラム事業とは,普及⇒発掘⇒育成⇒強化の全段階を網羅した選手育成システムのことで,シンクロ委員会では2001年より一貫指導・エリート教育事業(2009年よりユース強化事業に名称変更)を,2005年よりシンクロバッジテスト事業を全国展開し,段階的な選手育成システムの構築と実施に力を注いできました。
 初年度は9月23日に東京辰巳国際水泳場,10月1日に大阪なみはやドームの2会場で開催,計約400名の受検者がありました。バッジテストは,選手と指導者にトレーニングの段階的指針を示すことを目的とし,初歩の段階から必要不可欠な基本動作・技術を徹底習得できるようにカリキュラム(ステージ1〜15)が組まれています。順序立ててマスターすることにより,基本技術を完成させることができる仕組みになっています。2010年より競技会出場資格にバッジテストの取得ステージが要件として加えられ,最低限必要な基本技術をマスターした選手が全国大会に出場できるようになりました。また, 2011年よりバッジテスト検定員制度を定め,より明確で公正な検定を行えるよう検定員の質の保証にも力を入れ,バッジテストの総合的システムの構築をめざしています。 

開講式の様子
バッジテスト1

検定の様子
バッジテスト2

基本が一番大事です。
バッジテスト3