最終日,チームフリーが行われました。日本チームは気合い十分で息の合った会心のルーティンを泳ぎ,ウクライナをかわして1位の得点を叩き出しましたが,テクニカルルーティンとの合計で惜しくも総合2位となりました。総合優勝はウクライナ,2位は日本,3位にイタリアが入り,上位3ヶ国がオリンピック出場を決めました。日本のオリンピック出場は,チーム競技が採用された1996年アトランタオリンピック以来,6大会連続となります。

チーム競技結果
Tech Free Total
1 UKR - Ukraine 92.2855 94.5000 186.7855

2 JPN - Japan 92.0997 94.6333 186.7330

3 ITA - Italy 89.6820 92.0667 181.7487

4 CAN - Canada 89.1348 91.9000 181.0348

5 ESP - Spain 88.8637 90.0333 178.8970

6 FRA - France 85.4794 86.6667 172.1461

7 CHI - Chile 72.3525 72.7333 145.0858

▼「AMATERASU〜輝く夜明」のテーマで,最後まで生き生きとアグレッシブに泳いだ日本。フリーではウクライナを抑えて首位に立ちました。
日本
▼クラッシック音楽の曲想をよくつかみ,優雅で美しい流れと高いジャンプが印象に残ったウクライナのフリー。総合優勝を成し遂げ,予選1位通過を果たしました。
ウクライナ
▼バランスのとれたテーマ性の高い構成のルーティンを良く合わせ,強豪カナダやスペインを抑えたイタリア。
イタリア
▼ダイナミックで高難度のアクロバティックムーブやクリエィティブな動きを数多く取り入れ,エンターティメント性の高い新プログラムを泳いだカナダ。残念ながらイタリアに一歩及ばず,オリンピック出場を逃しました。
カナダ
▼素早く効果的なパターンチェンジと流れの美しい演技が印象に残ったスペイン。カナダ,イタリアに及ばず,オリンピック出場を逃しました。
スペイン
▼フランス
フランス
▼チリ
チリ
▼表彰式
表彰式