ナショナルAチームのフリーコンビネーション振付のため来日しているステファン・メルモン氏による振付講座が開催されました。
テーマは “Choreography concept and structure” 「振付:概念と構造」。 
まず、「振付とは、」という話から入り、「振付を語るのに欠かせない舞踊の3巨匠 マーサ・グレアム、アルビン・エイリー、モーリス・ベジャール 」の振付とその特徴について論じました。
一般論のあとは、「シンクロにおける振付」に移り、ご本人の着想ポイントや着想したものをどのようにルーティンにしていくかという具体的な話をしていただきました。着想を拡げるためには常にアンテナを張りインターネットを駆使して情報収集をすることの重要性、構想を練る段階でのしっかりと時間をかけることの大切さを教えてくださいました。
また、ジャッジの目線をとても大事にしておられ、今回の講義はコーチにもジャッジにも大変有意義な内容となりました。

Agenda:
振付とは、
振付を語るのに欠かせない舞踊の3巨匠
シンクロにおける振付
方式と規則
構成要素
ルーティンをいかに作るか。
どのようにアイデアが現実になるか。
音楽をどのように選ぶか、音楽の戦略
振付のヒント
いかに芸術面と表現面を高めるか 

▼ステファン・メルモン氏
フランス生まれ。幼少期からダンスに触れ,モーリス・ベジャールカンパニーに所属していたこともあったそうです。叔母がシンクロコーチをしていたことから,シンクロを始め,1990年代にアン・キャプロンと組んでフランスのデュエットチャンピオンに輝きました。その後はアメリカに渡り,シルクドソレイユをはじめとする多くのショーを手がけ,数えきれないほどのシンクロの振付をされています。最初に手がけたのはビルジニ・ドデュの振付だったそうです。日本に初めて関わったのは,2003年バルセロナ世界水泳での日本デュエット「風とバイオリン」立花美哉・武田美保組の振付が最初でした。
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▼講座の様子
通訳には国際ジャッジの鷲見朗子さんが協力してくれました。
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▼ステファン氏と。
講座を準備・運営して下さった指導者の皆さん,ありがとうございました。
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