SSルール変更
2017年7月12日にブダペストで開催されたFINAシンクロナイズドスイミング・テクニカルコングレスにおいて可決されたSSルール変更案は主に以下のとおり(FINAでは2017年9月12日より発効):

●チーム・フリールーティンにおいて,アクロバティック動作は2人組のリフトを除いて最大6つまでに制限。6つを超えた場合,2点減点。
●世界ジュニア選手権の競技プログラムが,フィギュア50%+フリールーティン50%から,テクニカルルーティン50%+フリールーティン50%に変更。
●フィギュア競技への減点システム(Small / Medium / Large)の導入。移動量(トラベル)の過不足に対する減点は最大0.5点まで。
●フィギュアの失敗/通告と異なるフィギュアの実施によるやり直しはなし。0点となる。
●コンティニュアススピンの回転過不足180度以上は通告と異なるフィギュアとみなす。
●フリーコンビネーションの演技時間を4分に短縮。
●テクニカルRジャッジパネル
エクスキューションパネルは,エレメンツ以外の全動作の完遂度と同時性をみる。エレメンツパネルは,5つのエレメンツの完遂度と同時性をみる。
● テクニカルRのエレメンツ採点の明確化。
1名以上の泳者が,エレメンツをルール通りに実施されなければそのエレメントは0点。
エレメンツの実施順を間違えた場合には飛ばしたエレメントは0点。
1名もしくはそれ以上のジャッジが0を入力した場合,レフリーはビデオチェックをする。エレメントが正しく実施されていなかったことが確認されれば,レフリーは全ジャッジの点数を0点にできる。ルール通りに行っていた場合にはレフリーは0点を入れたジャッジの点数に他ジャッジの平均点を入れる。
●ソロ,デュエットのテクニカルRにおいてはエレメンツをジャッジと平行に実施する。平行に実施しなかった場合は0.5点減点。チームはエレメンツ実施方向に規定なし。
●エージグループの再編成
16−18歳区分を削除。12歳以下,13〜15歳,ジュニア(15〜18歳)の3区分とする。
●エージグループ,フリーコンビネーション演技時間の短縮
12歳以下3:00,13−15歳3:30,ジュニア4:00
● 下向き水平姿勢 — 特記がない限り,顔は水中。
● スピン : 「かかと」を「足首」に変更。
●ミックスデュエット・テクニカルR:エレメンツ5つのみ同時同方向に実施。エレメンツ以外はフリールーティンと同じ。
●フィギュアグループとテクニカルRエレメンツの4年おきの改定。

日本水泳連盟シンクロ委員会では,2017年10月14日〜15日(NTCアスリートビレッジおよびJISS)に「コーチ・ジャッジクリニック2017」を開催し,ルール変更の解説および新しいフィギュアグループとエレメンツの解説をいたします。
また,「ルール改正特別研修会」を2018年2月11日〜12日(JISS)に開催いたします。
それぞれの開催要項は1−2ヶ月前を目処に水連HPにアップしますのでご確認下さい。